第9回 ★カードの使い方
こんにちは、施設長の福島です。
ピーちゃんは、母子通園とF先生の療育に行く以外は、毎日自宅で過ごしています。
公園デビューはしたものの、お友達と遊ぶような様子は見られません。
母子通園でも視覚支援は大切だと言われ、写真やイラストでピーちゃんにいろいろ伝える事を始めました。
初めは見てくれなかったため、本人の興味がある物にすると見る事が増え、続けていくと指差し、クレーン、ジェスチャーも増えてきました。
私は視覚的に伝え、ピーちゃんは自分の要求をいろんな方法で伝えようとしていました。
うんうん、成長してる。これならみんなにそのうち追いつくぞ!
周りと比べないと決めたのに、ついつい期待してしまうママなのでした。
カードの使い方を間違えるとピーちゃんは怒りだします。(これはパニックなのですが当時の私は分かりません。)
情報量が多かったり、禁止ばかりを伝えると、カードを全く見てくれません。
ピーちゃんの「この先(の見通し)が知りたい」に私の伝えるカードは追いつかず、ピーちゃんは要求をクレーンで伝える事が多くなりました。
「外に行きたい」「のどがかわいた」「家に帰りたい」「車に乗りたい」等。要求が通らないと号泣してしまいます。
多分、クレーンで伝えた先に他の要求があったんだろうと思います。
ピーちゃんの要求を読み取れない事が増え、外で号泣する事も増えてきました。
一旦泣き出すとなかなか落ち着かず、自然と周囲の人々の視線が集まります。
私は、外にピーちゃんと出るのが怖くなりました。
他人からどう見られているか気になってしまう事ってありますよね。
4月へ続く