第5回 ★ふれあいが大事
2025.11.17
コラム
こんにちは、施設長の福島です。
ピーちゃんは、なかよし教室に順調に通えています。相変わらず発語はなく、視線も合いません。先生から「お母さん、今の時期、たくさんふれあって下さい。」と、アドバイスがありました。
…「ふれあい」とは?私は、ピーちゃんに生活の全てを合わせているし、おんぶも抱っこもたくさんしているつもりなのに…
私の子育てがダメだから発語がないんだと自分をたくさん責めました。
でも、どう考えても何かがおかしい。ネットで調べる事にしました。すると、「自閉症」「自閉傾向」・・・ピーちゃんに当てはまる症状の言葉を発見しました。
病気なの?新たな不安が生まれました。「きっと大丈夫」という安心感がほしくて大きな病院の発達外来を受診する事にしました。
診察室で先生は、ピーちゃんの方には顔を向けず、私の話す内容をパソコンに淡々と入力していました。
この発達外来には数回通い、先生の診断が確定しました。「自閉的傾向が強いですが、大丈夫ですよ。」
「自閉症ではないんですか?」と私。「傾向が強いだけで、自閉症ではありません。」と先生。
私はすごく安心したのを覚えています。その日は、久しぶりにゆっくり眠れました。
言葉が何よりの薬になるってことありますよね。
12月へ続く